C#でSQLiteを利用する(設定編)

C#でSQLiteを利用するのは、実はものすごく簡単なので、使い方の紹介をして見たいと思います。

SQLiteの性質

まず、SQLiteとはどのような性質を持つDBMS かというお話ですね。

サーバとしてではなくアプリケーションに組み込まれて利用される軽量のデータベースである。 一般的なRDBMSに比べて大規模な仕事には不向きだが、中小規模ならば速度に遜色はない。 また、APIは単純にライブラリを呼び出すだけであり、データの保存に単一のファイルのみを使用する事が特徴である。@wikipedia

と、言うことらしいです。 MySQLだと、とっつきにくい印象がある。SQLiteの場合、ファイルの中にデータテーブルが存在して、その中身を閲覧できるソフトが存在するというのが手を出しやすい理由の一つです。DBを使う気がないシステムであっても、データの保管が必要なソフトウェアであれば、自前のデータ構造を考えなくてSQLiteは魅力的です。データのバックアップも、ファイルのコピペで直感的に出来ます。

準備

まず準備から行きましょう。とは言っても、DLLを公式から落としてきて、Visual Studioのプロジェクトの中にある参照に追加するだけなんです。

公式から順番にリンクをたどって行けば、sourceforgeのダウンロードページまでたどり着きます。バージョンごとに、それぞれ種類がいくつかありますが、今回はC#から利用するということで、[managedonly-binaries.zip]という感じの名前を持つファイルをダウンロードします。

中身の[System.Data.SQLite.dll]を上記した方法で、参照に追加します。ここまでには、迷いどころはありませんね。後は、使いたいクラスの上で、

using System.Data.SQLite

とすれば、もう使用する準備は完了です。次の記事で、実際の使い方を説明しようと思います。

手順のスクリーンショット

参照の追加をクリック

参照の追加をクリック


System.Data.SQLite.dllを選択

System.Data.SQLite.dllを選択

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