自分でも意味が分からないものが多かったので、調べながら解説を書いてみます。
元ネタはこちらになります。
チコ:分かりませんでした
二人と一匹で川の字になって、同じ場所に寝ているという所がポイントになります。私が最初に思った、幽霊であるとか、嫁がチコであるとかいう話ではなく、純粋にそのまま意味を考えれば答えにたどり着くと思います。
つまり、死んで庭の隅に埋められているチコは動けませんから、父親と娘が、チコの側で寝ているという結論になります。この事実から推測されるのは、母親が父親と娘を殺して、庭の隅に埋めたのち、家から一人で出ていったという状況です。
ただ、この解釈だと、前半の伏線っぽい部分が回収できないので、もしかすると、もっとスマートな解釈があるのかもしれないですね。前半に伏線っぽい部分を作ることで、カモフラージュしている可能性も無いとは言えませんが。
身支度:分かりました
結論自体には、あまり捻りがありません。しかし、色々と伏線を仕込んでいる、見事な作品だと思いました。要は、一家心中です。
- …ほら翔ちゃん、バタバタしないの!
- 息子を何らかの手段で殺していると見ます。様子から推測するに、窒息死でしょうか。首を絞めているんだと思います。
- 「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
- 義父と義母は死んでいます。天国での話をしているのです。
- 傍らで横になっている息子
- 先ほど、母親によって殺されました。
- 女房が俺の首元を指差す
- きちんと首のロープが結ばれてなかったんでしょうね。正確には違うとしても、そのあたりだと思います。
- 足下の台を蹴った
- 首吊り自殺ですね。この事実からも、息子は窒息死であるという可能性が高くなります。
親切な女の子:半分分かりました
なかなか面白いです。次の2点で不可思議なことがあります。
- 1階なのに既に女の子が中にいる点がおかしいですね。ここは、地下がないと考えるのが素直です。そうなると、この女の子は1階に止まっているエレベータの中にずっと居たことになります。しかも、夜遅くに帰宅したという記述もあります。
- 女の子は背が低いです。ところが、この古いエレベータのボタンは、縦にずらっと並んでいるらしいことが分かります。普通に考えると、手が届かないはずです。
私は、2点目がわかりませんでした。
君を離さない:殆どわかりました
指輪がキーだということは間違い無いと思います。が、二通りの解釈があると思いました。
「君を離さない 一生一緒にいて欲しい」ということから、死んでも一緒であるということを暗示していると考えました。で、ここから解釈が別れるのですが、私は、彼の呪いか何かで指輪が嵌った腕だけは、最低限持ってかれたのだと思いました。つまり、K美は手だけで助かって良かったねと。
ところが、別の解釈もあります。嵌めた指輪が外れずパニックになり、手ごと切り落としたのではないかという解釈です。
後者のほうが、不気味さが増して、より答えに近い気がします。
強い雨:簡単でしたね
トンネルで雨が振るはずがないということです。これは易しかったのではないでしょうか。何かが窓やドアをドンドンと叩いているという結論には、誰しもたどり着くと思います。
母の事故死:分かりました
オチが2段階あります。というか、私は少し考えてから、2段階目が来ました。
まずは、「こいつ……自分の母親を殺しやがったな」という解釈です。ここで、もう少し文章を良く読んでみると「母ちゃんが死んだことを誰にも言わず」ここが引っかかります。
そこから導き出される結論は「こいつ……主人公の母親も同様に殺しやがったのか」です。
救命処置:分かりませんでした
救命処置に人工呼吸は鉄板です。化粧の濃い妻が人工呼吸をすれば、もちろん、夫の顔も化粧で汚れているはずです。
「綺麗な顔の男」という文字通りに捉えて考えてしまったため、私は分かりませんでした。
眠りに落ちた美女:分かりました
レスで答えも明かされています。眠っているはずなのに、なぜ不気味な目を感じたのかということです。目を開けながら眠っていた、その心は、死んでいたということです。ただ、その解釈であるなら、なぜわざわざ「泥棒の入った形跡はなかったという」という結末にしたのか、微妙にもやもやが残ります。実は、もう1段階ありそうな気はしますね。
携帯メール:分かりませんでした
いわ=110、いら=119ということのようです。
助けを呼びたいほどの恐ろしいことというならば、状況的に職員に殺された、くらいしか思いつきませんね。
イジメ:簡単です
自分の両手両足を、両手を使わずどうやって切断できるのか知りたいくらいです。どう考えても、いじめっこたちの仕業ですし、遺書も責任逃れのための偽物です。
家族の奇行の真相
単に怖い話ってことでしょうか。どちらにせよ、分かりませんでした。
痛みを振り分ける機械
これは面白いw 実の父親は別に居た、ってことですね。怖い話って言うより、ショートショートです。
記念写真:分かりました
レスにも答えがあります。4人で行って、4人が写っているというのはおかしな話です。「周囲には人が全くいない、壮大な景色だけが広がっていた。」という伏線もあります。
魔女の助言:分かりませんでした
レスに答えがあります。死んだ人の脳を食べれば記憶が得られるというので、何を食べれば病が治るか知っている人、つまり、魔女の脳を食べたということでしょう。
これは、なるほどですね。
パチンコ玉
左耳に入っていたパチンコ玉も、脳を貫いて磁石にくっついたんですね。
救命処置→妻が元看護師であること ここがポイントです。
「キレイな顔をされていますね」
これはナースであったが故に、つい無意識に一連の業務である「死後のエンジェルケア」までしてしまった、ということです。
エンジェルケアとは、看護師が行う業務で、患者さんが亡くなったら、湯灌やうっすら死化粧を施します。
つまり、旦那に死んだあとのエンジェルケアを施した、とw
まぁ、そういうことですwww
救命処置ですが、殺害したのは厚化粧の女性、旦那を毒殺で計画的に遠隔可能な方法で…倒れている男性を見て上手くいったと思い警察を呼ぶ。しかし顔を確認していなかった。綺麗な顔を…旦那の顔をよく知る女性は気付いた。綺麗なはずがない…別人を殺してしまった。自分よりも若くジャニーズのようなかわいい浮気相手を…青ざめる女性…