USBメモリ内で相対ショートカットを作る

Windowsのショートカット機能は、全て絶対パスに変換されてしまう。ドライブ名がコロコロ変わるUSB内で、深い階層にある良く使う実行ファイルにショートカットを作りたいと思うことがある。

そのときまで、

F:\soft\PortableSleipnir\PortableSleipnir.exe

などとショートカットを貼っても、USBメモリを挿す位置などによって、毎回ドライブ名が変わってしまって使い物にならない。

擬似相対パスをバッチファイルで実現する

次のような書式でテキストファイルを作成し、拡張子を[.bat]とする。拡張子を表示させない設定にしている人は、拡張子を表示させてからやってみる。

start "" "./soft/PortableSleipnir/PortableSleipnir.exe"

startコマンドの第一引数は空で、第二引数に実行させたいプログラムや開きたいフォルダのパスを指定(相対パスでも構わない

portablesleipnirへのbatファイルでの相対リンク例

portablesleipnirへのbatファイルでの相対リンク例

USBメモリへの配置例

このように、よく使う実行ファイルや作業フォルダを指定しておけば、簡単なショートカットのような感覚で使用できる。batファイルなので、Windowsに何のカスタマイズをすることもなく、単純にダブルクリックのみで起動できる(実行時に一瞬コマンドプロンプトが表示されるが)

USBメモリでのbatファイル配置例

USBメモリでのbatファイル配置例

USBメモリ内で相対ショートカットを作る」への5件のフィードバック

  1. あふろ

    ショートカット、相対パスでここへ辿りつきました。
    今までUSBポータブルアプリを利用してショートカットに悩まされてきましたが、
    とても便利な方法を発見できました!
    本当にありがとうございました。

  2. baw 投稿作成者

    コメントありがとうございます。
    お役に立てて幸いです。どうかご活用ください。

  3. ニンニン

    USBメモリのショートカットの問題で悩んでいたが、
    このページを見て、解決しました。
    とても助かりました。
    ありがとうございました。

  4. shroiri

    ショートカットのpathのみに目が行っていたので、
    目から鱗でした

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