Gmailの活用術です。
EZWebメールをGmailに集約
EZWebメールは、端末に落ちてきた時点で、そこでしか見れないものになってしまいます。これを、Gmailに転送して保管しておくことで、いつでも確認できるようになります。つまり、EZWebの受信メールを無理やりクラウド化してしまうイメージです。
EZWeb→Gmailの設定
IS05の標準EZWebメーラーを例に紹介します。ここで、Gmailのメールアドレスを指定してください。
- 設定
- Eメール設定
- その他の設定
- OK
- 自動転送先
- Gmailアドレスを入力
これで、EZWebのメールサーバに届いたメールは、自動的にGmailメールサーバ転送されます。(一般的なメール転送とはちょっと意味が異なります。)
Gmailのフィルタ作成
転送するだけではGmail側でも受信通知されてしまい不便です。フィルタを通すことで、わかりやすくなります。
- 左メニューから適当な名前のラベルを作成(「ezweb」など適当に)
- 右上歯車マークよりメール設定
- フィルタタブ
- 新しいフィルタを作成
- ToにEZWebのメールアドレスを入力
- この検索条件でフィルタを作成
- 受信トレイをスキップする
- ラベルを付ける→先ほど作ったラベルを指定
- フィルタを作成
転送されたメールの受信者(To)はGmailではなく、EZWebになっているので可能です。
これで、収まりが良くなります。受信トレイをスキップしておけば、Android携帯端末でEZWebメールの受信通知と、Gmailに転送されたEZWebメールの受信通知を二重に受けることがなくなります。(AndroidのGmailメーラの設定で受信トレイに入ったメールの通知を切ることも可能ですが。)
まぁ、受信トレイをスキップするかは、考え方の問題だと思います。
これで、EZWebの受信メールがGmailで無理やりクラウド化されました。
Gmailのメールアドレスを工夫する
Gmailのメールアドレスにはちょっとした小技が隠されています。使い捨てのメールアドレス・前編──Gmail、Yahoo(ITmedia)
この記事によると、以下のメールは全て[google@gmail.com]に届くようです。(ためしてみると本当に届きます。)
書き方 | 例 |
---|---|
“.”はどこへ入れても良い |
|
“+”以降は何を入れても良い |
|
合わせ技 |
|
で何が便利なの
目的別にメールアドレスを使い分けてください。Webサービスに登録するときはgoogle+register@gmail.comで、ニュース配信ならgoogle+news@gmail.comで、友達に教えるときはgoogle@gmail.comというふうに。
こうしておけば、Toがそのメールアドレスで届きます。つまりは、目的別にメールアドレスを使い分けることで、汎用性の高いフィルタリングルールを定義できるということです。
先ほどと同様に、Toでフィルタリングルールを作成すれば良いですね。
もっと早く知っておけば良かったと後悔しまくっています。